2007 Fiscal Year Annual Research Report
1億3千万年前の白亜紀太平洋プレート上で活動する新しい海底火山の形成過程解明
Project/Area Number |
17340136
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Research Institution | Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology |
Principal Investigator |
阿部 なつ江 Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, 地球内部変動研究センター, 研究員 (80302933)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
富士原 敏也 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部変動研究センター, 技術研究主任 (30359129)
杉岡 裕子 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部変動研究センター, 技術研究主任 (00359184)
馬場 聖至 東京大学, 地震研究所, 助教 (70371721)
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Keywords | プチスポット / 海洋リソスフェア / アセノスフェア / アウターライズ地震 / 地殻熱流量 / 広帯域海底地震計 / 海底電位磁力計 / マントル捕獲岩 |
Research Abstract |
本課題ほ、北西太平洋で発見された若い海底火山(プチスポット火山)の形成過程解明のために平成17年より開始された。これまでに有人潜水調査船「しんかい6500」による火山体の目視確認、太平洋プレートの海底地形・重磁力測定,反射法地殻構造探査,採泥・地殻熱流量測定,上部マントル電気伝導度測定を実施してきた。 平成19年度は、同火山周辺に発生している海洋プレート内地震の震源決定の為の海底地震計3台設置、さらに広域の上部マントル電気伝導度構造決定の為の海底電位磁力計3台を設置、前年度より引き続き海底地形・重磁力測定を行った。また地殻熱流量測定を実施し予察的データを得た。さらに10月「しんかい6500」潜航調査にてマントル捕獲岩採取に成功した。また別の海域にて新たなプチスポット火山を発見した。本年度実施した調査・研究および航海提案などは以下の通り。1)掘削提案:IODP統合国際深海掘削計画へ、プレポーザルを提出(718-Pre:Hirano, et. al.).2)5月KR07-06航海実施(東京大学・馬場聖至首席)3)6月KR07-07航海実施(首席・東北大学・藤本博己首席)4)10月YK07-15航海実施(海洋研究開発機構・Dougle Lindsay首席)5)平成17年度までの取得試料およびデータ解析:海底電位磁力計による海底下上部マントル構造解析(Baba, et. al., submitted to GRL: Geophysical Research Letter)6)Fujitwara, et. al.(2007)GRLに掲載。 American Geophysical Union (AGU)のニュース誌(EOS)のhighlightに取り上げられた。7)平成19年度深海調査研究公募に応募。「よこすか単独」航海(平成20年度7-8月)採択(馬場)
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Research Products
(23 results)