2007 Fiscal Year Annual Research Report
時間相間イメージセンサの実用化開発と新しいパターン計測技術への応用研究
Project/Area Number |
17360189
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
安藤 繁 The University of Tokyo, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (70134468)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠田 裕之 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (40226147)
奈良 高明 電気通信大学, 電気通信学部, 准教授 (80353423)
小野 順貴 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 講師 (80334259)
来海 暁 大阪電気通信大学, 総合情報学部, 准教授 (30312987)
西 一樹 電気通信大学, 電気通信学部, 准教授 (00208125)
|
Keywords | 時間相関型イメージセンサ / CMOS / 画像センシング / 光計測 / 相関カメラ / ヘテロダイン |
Research Abstract |
時間相関イメージセンサデバイスの高性能化,高解像度化 具体的には,新たな構造としてチップ内にAD変換器と加算器とメモリを導入したディジタル累積と,画素レンズの導入を行った。ディジタル累積は等価積分容量を飛躍的に増大させ,あわせて画素の積分容量の小型化を可能にし,解像度,ダイナミックレンジ,周波数特性の全てを改善する。画素数に関しては,三相で320x256を実現し,さらに3相3チャネル型時間相関イメージセンサの実現に成功した。 位相スタンプ撮像による流れ場のパターン計測 多数の要素が多次元を複雑に運動する流れ場の計測は,飛翔体の最適形状設計,三次元情景の動画像解析等々,さまざまな分野で重要な役割を果たしている。本研究では,時間相関イメージセンサを利用して運動体の軌跡上に時間情報を埋め込むことで,流体に混濁する個々の粒子の弁別を容易にし,それにより高時間分解能かつ高空間分解能での流れ場計測法を実現した。
|
Research Products
(23 results)