2005 Fiscal Year Annual Research Report
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17360294
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
西本 賢二 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (30361645)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野城 智也 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30239743)
大塚 雅之 関東学院大学, 工学部・建築設備工学科, 教授 (20288088)
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| Keywords | 簡易用途転換 / インフィルシステム / SI住宅 / ペーパーハニカム / インフィルの動産化 |
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| Research Abstract |
本研究では、都市・建物を社会やユーザーのニーズに対応させるにあたり、スクラップ&ビルドではなく、変更を必要とする箇所毎にそのパッケージを入れ替えることで対応する手法の開発を進めている。特に、スケルトンとインフィルの着脱性を高め簡易に用途転換を可能にするインフィルシステムの開発及簡易用途転換設計を行うにあたっての、建築・設備計画上の留意事項のとりまとめを行っている。本年度は以下の4つの課題について研究を行った。
(1)インフィルシステムの改良
過去開発を進めてきたインフィルシステム(IIS-SIシステム)について、実物件への実装を想定し、改良ポイントの抽出及び改良設計を行った。
(2)モックアップ実験
(1)で改良検討を行ったインフィルシステムについて、モックアップ実験を実施した。具体的にはペーパーハニカムという軽量かつ安価な素材(居住者自身の加工も可能)を活用したインフイルシステムの組み立て実験を行い、主にその施工性に関して検証した。
(3)用途転換技術の事例調査
用途転換物件の事例を収集し、その用途転換前後の物件仕様、用途転換時の工構法など技術的側面に関する項目について調査した。
(4)用途転換技術に関する法的調査
主に建築基準法・消防法を調査し、開発したインフィルシステムのパフォーマンスを最大限に引き出せる領域を抽出した。また、現在認定されている構造(耐火構造や遮音構造)や試験方法も合わせて調査することによって、モックアップ実験の規模や構法の最適化を図った。
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Research Products
(3 results)
