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2006 Fiscal Year Annual Research Report

看護治療技術育成のためのスクイージング手法訓練モデル開発と評価システム研究

Research Project

Project/Area Number 17390579
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

江川 隆子  京都大学, 医学部, 教授 (40193990)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 櫻庭 繁  京都大学, 医学部, 教授 (20114283)
林 優子  京都大学, 医学部, 教授 (50284120)
赤澤 千春  京都大学, 医学部, 助教授 (70324689)
奥津 文子  京都大学, 医学部, 講師 (10314270)
玉木 彰  京都大学, 医学部, 助教授 (70269851)
Keywords看護治療技術 / 訓練モデル / スクイージング / シミュレーション
Research Abstract

本年度(〜平成19年3月31日)の研究実績
1.研究目的:プロトタイプの運用実験・問題点の抽出を行い検討した。
2.研究期間・場所
平成18年6月〜平成19年3月31日
京都大学医学部保健学科、(株)京都科学 開発センター
3.方法
1)プロトタイプの運用実験・問題点の抽出:実際にプロトタイプで呼吸療法を行っている理学療法士9名にスクイージングを行ってもらいデータを収集し、問題点を抽出・検討した。その結果、スクイージングの圧点(手の置かれた位置)、圧、呼吸とのタイミングについて以下の結果を得た。
(1)スクイージングを行う時の圧点は施行者により違いがあるが、半数で一致している。施行者が共通する圧点を基本として他の圧点について分析する。
(2)スクイージングを行う圧は個人によって違いがある。
(3)スクイージングを行う呼吸周期のタイミングの波形はほとんど一致している。
(4)圧点ごとの波形から平均化が可能と判断し、平均と標準偏差を求めた。
(5)施行した理学療法士から実際の患者の場合は肺のコンプライアンスや呼吸のタイミングはまちまちであるので、圧の設定は難しいとの意見も頂いた。しかし、この点は初めてスクイージングを練習する学生に手の位置や圧、タイミングが何回行っても同じになることが重要であることを確認した。その結果、肺のコンプライアンスなどはこの初期の練習で一定の技術をマスターした後でのアドバンスト考える事とした。
2)分析した結果から、評価基準とする圧点(手の置く位置)決めた。また、圧の平均と標準偏差を理想的な圧範囲として設定し、再度ソフトを調整した。
3)平成19年度に再調整したプロトタイプの基準を確認するために呼吸理学療法士、看護師からデータを収集する予定である。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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