2006 Fiscal Year Annual Research Report
食品リスク解析の公共的な意思決定に資する農学系サイエンスショップの研究
Project/Area Number |
17405036
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Research Institution | Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine |
Principal Investigator |
佐々木 市夫 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (70125384)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
関川 三男 帯広畜産大学, 大学院畜産学研究科, 教授 (30120489)
三浦 秀穂 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (10173981)
渡邊 芳之 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (60231015)
倉持 勝久 帯広畜産大学, 畜産学部, 助教授 (00091546)
福島 道広 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (20231558)
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Keywords | 食品 / 環境 / 衛生 / 現場科学 |
Research Abstract |
1.カナダ・トレント大学のTrent center for community-based education(TCCBE) 米国・カナダには、サイエンスショップと同様の活動組織として、"Community-based research(CBR)"が、大学を拠点に存在する。トレント大学におけるCBRが、TCCBEと呼ばれている。TCCBE訪問による調査研究によって、次にように資料収集をおこない、サイエンスショップ設計に関わる貴重な知見を得た。 (1)TCCBの規模と組織形態、教育プログラムの概要、 (2)TCCBEの活動事例 冬季低温下におけるCOVAのワイン生産とブドウ栽培の試験 社会的弱者の食生活保障におけるKawartha food shareとTCCBEの連携 (3)大学のFaculty memberとTCCBEの協力実態 資金調達、環境資源研究プログラム、FAOとの研究連携の在り方、大学の講義におけるCBRの普及教育等 「コミュニティに関心を寄せ、それに呼応する大学の実践的な教育・研究活動」は当然という社会認識が土台にあって、TCCBEの活動が成立している。 2.オランダ・ユトレヒト大学及びワーゲニンゲン大学のサイエンスショップ活動・評価 今回は、両大学におけるサイエンスショップと学部・大学院教育との関連性について詳細な調査研究を実施した。主要な知見は次の点である。 (1)サイエンスショップと学部・大学院の教育システムの関係 (2)サイエンスショップ関連の単位評価や論文審査の方法 (3)サイエンスショップが参加学生に与える教育効果 (4)サイエンスショップが指導教員に与える教育・研究上の効果
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Research Products
(6 results)