2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17500026
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
大西 淳 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (50160560)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
島川 博光 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (70351327)
糸賀 裕弥 立命館大学, 情報理工学部, 講師 (00373100)
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Keywords | ソフトウェア開発 / 要求定義 / シナリオ分析 |
Research Abstract |
本研究は2年間に渡って進めていくが、初年度に当たる平成17年度は交付申請書の研究実施計画に基づいて、以下の3点の研究を行った。 1.研究統括ならびにルールを用いたシナリオ検証手法の確立[担当者:大西・研究補助者(本学博士課程前期課程大学院生 数名)] 2.ルールデータベースシステムのスキーマ設計[担当者:島川・研究補助者(本学博士課程前期課程大学院生 数名)] 3.ルール記述言語の設計と検証手法に基づいたシステムの設計[担当者:糸賀・研究補助者(本学博士課程前期課程大学院生 数名)] 研究代表者の大西は(1)研究プロジェクトの策定・推進・管理ならびに、(2)シナリオ検証手法の開発を担当し、ルールを用いたシナリオの検証手法を確立した。研究分担者の島川は、ルールデータベースのスキーマ設計とデータベースシステムの設計を担当した。研究分担者の糸賀はルール記述言語の設計と検証手法に基づいたプロトタイプシステムの設計を担当した。 これらの研究成果のうち、シナリオが満たすべきルールを記述し、ルールとシナリオが整合しているかどうかを検証する手法については、要求工学国際会議(IEEE International Requirements Engineering Conference(RE2005))において、フルペーパーとして採録され、研究発表を行った。また本研究と関連する研究として、シナリオの進化支援、シナリオの作成支援、シナリオの妥当性確認支援といった一連のシナリオ分析関連の研究を進めており、これらの成果についても国内外の会議や研究会において発表した。
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Research Products
(6 results)