2007 Fiscal Year Annual Research Report
ユビキタス環境における新しい就労形態のためのエージェント型支援システムの開発
Project/Area Number |
17500045
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Research Institution | Chiba Institute of Technology |
Principal Investigator |
菅原 研次 Chiba Institute of Technology, 情報科学部, 教授 (00137853)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 茂 千葉工業大学, 情報科学部, 准教授 (40296322)
原 英樹 千葉工業大学, 情報科学部, 准教授 (70306398)
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Keywords | テレワーク / ユビキタス / エージェント / アウェアネス / 子供見守り支援 / 情報推薦 |
Research Abstract |
本研究は、ユビキタス環境での次世代の就労形態を支援するためのエージェント型テレワーク支援システムの開発を目的とした.このために、昨年度までに、従来型のテレワーク支援モデルをユビキタス環境に展開した新しいテレワーク支援モデルの設計を行い、これを実装するために必要なエージェントプラットフォームの実装を行った.これに引き続いて、平成19年度は、エージェント型アプリケーションシステムとしてテレワーク支援システムの実装と評価を行った.具体的には、 (1)在宅テレワーカを支援するためのアウェアネス認識機能の設計(菅原、藤田、原) さまざまなセンサーから、テレワーカの位置情報や周囲の状況の信号を取得し、テレワーカの状況(アウェアネス)を取得する機能の設計と実装を行った. (2)子供見守り支援システムの試作と実験評価(藤田) GPSから得られる位置情報を用いて、在宅テレワーカの子供(小学校の低学年の生徒を想定)の通学における安全を見守るためのアウェアネスを取得し子供の見守りを行うエージェント型アプリケーションシステムを実装し、アウェアネス取得機能の実験評価を行った. (3)ユビキタス型情報推薦システムの試作と実験評価(菅原) 在宅テレワーカに対して自律的に適切な情報を提供するための情報推薦システムを、エージェントプラットフォームの上に実装し、千葉県習志野市津田沼地域を想定して、このシステムの評価実験を行う. (4)平成17年度から平成19年度にいたる本研究の成果をまとめ、報告書の作成を行う.(菅原)
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Research Products
(7 results)