2005 Fiscal Year Annual Research Report
動的適応性をもつモジュラー型基盤ソフトウェア技術の研究
Project/Area Number |
17500046
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Chiba Institute of Technology |
Principal Investigator |
久保田 稔 千葉工業大学, 工学部, 教授 (30383368)
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Keywords | ユビキタスコンピューティング / 分散システム / リアルタイムOS / プログラム動的更新 |
Research Abstract |
検証環境の構築と,基本方式(マイクロOSと集合ノードシステムの制御)の検討を並行して進めた. 1.検証環境の構築 ・複数のPCに仮想ハードウェア(ノード)を擬似するソフトウェアを導入し,これらをLANで結合したシミュレーション環境(マイクロOS検証環境)の構築を進めた. ・機能を単純化したマイクロカーネルでオープンソースとして公開されているものを調査し機能の比較検討を進めた.またマイクロOS用に追加・変更すべき機能についての検討を進めた. ・実デバイス(マイクロノード)の例として無線センサネットワークデバイスを導入し,マイクロOS導入の可能性について評価した. 2.基本方式の検討 (a)マイクロOSに関し,下記の技術について検討を進めた. ・マイクロOSが環境の変化と新たな機能が要求されていること検出し,更新情報を持つデータベースサーバの発見により自律的にソフトウェアを更新する技術. ・バージョン管理情報により更新後も既存の機能と状態を保存し,元の状態に随時復帰できることを容易にする技術. ・置き換えと追加は細かい粒度で行い,ネットワークの伝送容量に応じてスケジューリングすることにより効率的に更新を行う技術. (b)集合ノードシステムの制御方法に関し,下記の技術について検討を進めた. ・連携すべきマイクロノードを発見するための探索発見技術 ・マイクロノードの関係を動的に変化させる自己組織化技術 ・マイクロノードを自律分散方式で知的にかつ協調的に自己制御する技術 ・マイクロノード間でソフトウェアを転送する技術 ・マイクロノードの自己修復技術
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Research Products
(1 results)