2005 Fiscal Year Annual Research Report
光学的効果及び動特性を考慮したソフトオブジェクトのインタラクティブレンダリング
Project/Area Number |
17500056
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
西田 友是 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10131690)
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Keywords | 可視化 / ユーザインターフェース / CG / アルゴリズム / 流体 |
Research Abstract |
本研究では対象を水、砂、雲、煙、泡、ゼル状物質とし、これらをソフトオブジェクトと総称して扱う。現実感のあるソフトオブジェクトのCG画像を生成する技法と、環境の変化によるオブジェクトの変形を、ユーザフレンドリーな方法により会話的かつ容易に操作し、感性や感情に訴えるリアルタイムアニメーションの生成を実現する。こうした技術を確立することによって、科学計算分野のみでなく、産業界(映像分野)への応用(表現力の豊かなCG技術)の実現・普及を目的としている。 本年度では「物理則に基づくソフトオブジェクトのダイナミックスのモデル化」および「環境変化をインタラクティブに指示するためのGUIの開発」を行った。ソフトオブジェクトの中でも流動物質を扱った。従来のCGでの形状モデルのように多角形や曲面で表現されているものでは無いので、それらの計算機の内部データ表現が問題となった。本研究では、粒状物体、液体、気体を統合的に扱った。ボクセル表現、パーティクルシステム、メタボール表現などの既存の内部モデルに加え、ソフトオブジェクトの表面をサーフェル表現によって表現した。また密度分布での表現、水の表面を表現するハイトフィールド表現、空間中に飛流するものに対するパーティクルシステム、ボクセル表現とサーフェル表現の混在表現などの組み合わせを施行した。 以上の成果は、4件の研究会報告、2件の国際会議論文および、1件の学会誌論文として発表した。
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Research Products
(6 results)