2006 Fiscal Year Annual Research Report
感性的な非言語的手がかりの認知システム:eラーニング改良のために
Project/Area Number |
17500147
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Research Institution | University of Aizu |
Principal Investigator |
RENU Gupta 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (90381417)
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Keywords | 感情的な動作認識 / E-ラーニング / ユーザーモデリング / 感性工学 / 異文化間研究 |
Research Abstract |
今年度は主に2つの方向で研究が進められた。 a)人間がどのように動作から感情を認識するかについての理解の構築 1.3Dアバターの動作から感情をどのように認識するかの点において、男女の性差があるかどうかの研究が行われた。結果として、女性は身体的動作から認識するのがより速い傾向にある。更なるFMRI画像による実験が脳の活性化を知るために行われる。 2.人間が、影響力のあるディメンジョンスケール:覚醒、原子価、力、回避などを使って、アバターの静止動作によって受けた感情を区別できるかどうかを理解するために111のアバターが使われた。繰り返し測定することにより。参加者の評価間で高い一致がみられた:初めの3ディメンジョンにおいては約80%、回避ディメンジョンにおいては約70%である。 3.人間がコンピュータゲームにおいて、感情や社会的関わりをどのように表すかを理解するためにビデオ分析が行われた。私たちの実験では、より多くの体の部分(手以上の)と関わるコントローラー(例えば、ギターヒーローやウィー)は感情的あるいは社会的、ロールプレイレベルにおいて体の使用をより関係づけることがわかった。これらの体の動きの分析、数量化を助長するためにコーディングシステムが計画された。 b)効果あるディメンジョン認識のための当システムの実験 動作における効果的ディメンジョンのレベルを認識するために、当動作認識システムで実験した。 私たちが使用した運動動作描写ソフトは、モーションカプチャーシステムを使い111の動作からなる1セットを作成し、上記で論じられた調査により評価した(b2参照)。描写するのに応用されたMDA(Mixed Discriminant Analysis)は、私たちのソフトが人間についての動作区別割合を測定することに見込みがあることがわかった(b2参照)。そのシステムは現在VR環境において教育的トレーニング中の人間の動作をテスト中である。
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Research Products
(1 results)