2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17500365
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | The University of Aizu |
Principal Investigator |
MIRENKOV N・N 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (80254043)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉岡 廉太郎 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (00360008)
石川 毅 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (10254096)
気仙 勇子 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (20254097)
前田 多可雄 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (00264565)
山内 和昭 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (30254098)
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Keywords | マルチメディアコミュニケータ / 自己説明型インタフェース / サイバーフィルム / 高齢者 / ピクチャーテキスト翻訳 / 生活の質(Quality Of Life) / 音楽セラピー |
Research Abstract |
最近まで、生命科学は主に延命のための健康問題の研究が主であった。しかしこれからは、生活の質を向上させ、高齢者の機能的自立をはかるための治療、技術、そしてシステムの開発を目指して、不便さの緩和と障害に対処することにもっと力を注ぐ必要がある。そしてその一環として、特に最近の情報技術・通信技術の進歩によりもたらされた環境の変化がいかに生活の質に影響を与えるか、また生活の質を最大限に高めるためにそれらをどう設計すべきかの研究が必要である。 我々は「生活の質」を個人個人の日常生活における身体的、精神的、社会的ニーズに関する満足度と定義する。 2005年は、我々は将来の顧客を分類するための情報を集めて分析し、ユーザとユーザ環境の新しいモデルを構築した。また、我々の高齢者に対する知識を向上させ、その知識をユーザプロファイルとユーザ環境プロファイルのテンプレートに組み込んだ。特定のコミュニケータユーザを登録する時に、プロファイルのいくつかの項目は、当事者である高齢者もしくはその介護者によって入力される。一方で他の項目は、ユーザをコミュニケータが観測した結果、自動的に入力されて更新される。 我々はまず、いくつかのコミュニケータに対して全体的な構造を設計した。コミュニケータではマルチメディアインタフェースの種類と、そこで使われる音楽セラピーの要素を特に検討した。 また音楽セラピーに対して、異なる感情の間の距離を表すモデルを作成した。さらに音楽が感情に与える影響と、音楽に対してどのような感情を抱くかについて調べる大規模な調査を行った。
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Research Products
(2 results)