2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17500483
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Research Institution | Tokyo Polytechnic University |
Principal Investigator |
木村 瑞生 東京工芸大学, 工学部, 教授 (40234380)
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Keywords | 痩身女子学生 / BMI / 骨量 / 脚伸展パワー / 筋力トレーニング / 脱トレーニング |
Research Abstract |
昨年度(平成17年度)の実験(痩身女子学生における筋力トレーニングが骨量に及ぼす効果)に引き続き、同一被験者11名(平均年齢18.6歳、平均身長158.2cm、平均体重43.6kg、平均BMI17.4)を対象に脱トレーニングが骨量および脚伸展パワーに及ぼす影響を調べることを目的とした。 昨年度は、短期間(9週間)の筋力トレーニング(マシントレーニング)後に被験者12名の骨量および脚伸展パワーが有意に増加する結果が得られた。その後、マシントレーニングを中止し、6ヶ月間の脱トレーニング期間後に再度被験者11名(1名の被験者については測定できなかった)について骨量と脚伸展パワーおよび身体組成を測定した。この6ヶ月間の脱トレーニング期間中、11名の被験者は日常の歩行程度の運動だけで定期的な運動は実施しなかった。その結果、被験者11名の平均体重、平均BMI、平均体脂肪率は、ほぼ一定に保たれていたが、平均骨量は有意に減少(p<0.01)し、マシントレーニング前の値に戻った。脚伸展パワーも骨量と同様に有意な減少(p<0.01)を示したが、マシントレーニング前よりは高い値を保っていた。 平成17年度から18年度にわたり実施した"痩身女子学生の骨量および脚筋力に対する筋力トレーニング効果や脱トレーニングの影響'については、以下の学会大会において発表(発表予定)した。 ・第61回日本体力医学会大会(2006年9月24日〜26日、神戸国際会議場) ・第84回日本生理学会大会(2007年3月20日〜22日、大阪国際交流センター)発表予定 ・12th ECSS Congress(11-14 July 2007、Jyvaskyla/Finland)
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