2006 Fiscal Year Annual Research Report
物理学教育・学習デバイスとしてのコンピューター活用の工夫
Project/Area Number |
17500601
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
赤間 啓一 埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (10105885)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤羽 明 埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (40049846)
勝浦 一雄 埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (30049861)
向田 寿光 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (50286093)
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Keywords | 物理学教育 / 教育・学習デバイス / コンピューター / 教育・学習システム / 専門研究 / 編集用機器 / 編集用ソフトウェア / 画面言語 |
Research Abstract |
1.手法の考案 コンピューターを教育・学習のデバイスとして用いるとき有用な機能を列挙、分析し、教育・学習システムに使える手法を考案し、整理した。 2.題材の収集 力学、電磁気学、熱学、波動、近代物理学、一般物理学実験、量子力学、大素粒子論等について教育システムの題材を収集した。メンバー、協力者の物理学専門研究課題の研究を進め、国際研究集会等に参加し、専門分野の概要、トピック等題材を収集した。諸科学の中で物理学の原理・成果に基づく題材を収集した。 3.システム作成と教育実践 メンバーが担当する科目にあわせて、または過去に担当した科目の資料をもとに教育・学習システムを作成した。これらを、講義、実習等で使用し、また、学生の自習に使用した。メンバーが担当する大学、短大、看護専門学校等の講義において、実践をこころみた。また、一部、高校の協力を得て、高校生に対する授業を行い、このシステムの使用を試みた。受講した学生から、概して、わかりやすいとの評価を得た。 4.専門研究と教育の相乗効果 専門研究と教育の相乗効果を期して、広く情報や体験を収集し、検討・考察し、教育学習システムの作成、教育の実践、専門の研究に役立てた。
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Research Products
(3 results)