2007 Fiscal Year Annual Research Report
自然災害現象を素材としたハンディー・ポータブル科学館開発研究
Project/Area Number |
17500618
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Research Institution | National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention |
Principal Investigator |
納口 恭明 National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention, 防災システム研究センター, 総括主任研究員 (50360368)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下川 信也 独立行政法人防災科学技術研究所, 水土砂防災研究部, 主任研究員 (40360367)
栢原 孝浩 独立行政法人防災科学技術研究所, 水土砂防災研究部, 主任研究員 (40414411)
鈴木 真一 独立行政法人防災科学技術研究所, 水土砂防災研究部, 主任研究員 (60462503)
小林 俊市 独立行政法人防災科学技術研究所, 雪氷防災研究センター, 研究参事 (30414395)
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Keywords | 自然災害 / 科学教育 / 液状化現象 / エッキー / ナダレンジャー / 雪形 / 雪崩 / 科学館 |
Research Abstract |
1.ハンディー科学館の試作 ハンディータイプの地盤液状化実験ボトル「エッキー」、なだれシミュレータ「ナダレンジャー」、定常落石シミュレータ、固有振動ブロック倒し「ニョロニョロ」等をセットにした実験装置一式をバッグにまとめてハンディー科学館とし、そのスタイルで10数箇所の出前を実践した。この試作品をTXテクノロジー・ショーケース・イン・ツクバ2008でポスター発表し、特別賞を受賞した。 2.大気・海洋等流体現象での素材の抽出と理論的検討 掃除機を用いる簡易な大型竜巻発生装置を試作し、ポータブル科学館の1アイテムとして検討した。また、台風を皿回しで表現する装置の最小版を試作するとともに、手にはめた人形で演示する手法を開発した。 3.新聞紙上で使われる例えとしての自然災害用語の分析 自然災害用語は例えとしては政治の分野、スポーツの分野で使われることが多い。インパクトの大きい現象をたとえる表現である。政治の分野では、小泉総理の誕生時に使われた「小泉旋風」とは対照的に安倍総理誕生時には、「安倍雪崩」と言う表現が使われた。19年度に誕生した福田総理の場合は、阿部前総理と同様に「雪崩」が使われた。
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Research Products
(4 results)