2006 Fiscal Year Annual Research Report
実験レポートのWebベース協調添削支援システムの開発
Project/Area Number |
17500634
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
酒井 三四郎 静岡大学, 情報学部, 教授 (70170553)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
出口 博章 八戸大学, ビジネス学部, 教授 (60295962)
太田 剛 静岡大学, 情報学部, 助教授 (40213730)
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Keywords | WWW / 協調作業 / 添削 / コース管理 |
Research Abstract |
◎コミュケーション機能(協調機能)の強化 教員と学生との間でやり取りされるレポート以外に、様々な質疑応答などのコミュニケーションが活発に行われるように支援する機能を実現した。電子メール、電子掲示板、チャットなどの既存の協調学習支援技術を応用しつつ、次のような特長を有するコミュニケーション機能を実現した。 (1)コミュニケーションの中で頻繁にレポートの特定の箇所を参照・引用したり、教員のコメントの内容を参照・引用したりすることになる。書き手にとって、この参照・引用を容易にし、読み手に取って、参照・引用関係を容易に把握できるような仕組みを実現した。 (2)複数の学生がチーム(班)で実験を行い、チームで1通のレポートを作成できる機能を実現した。つまり、メンバー同士が打ち合わせをする機能、お互いのレポートをピアレビューする機能、アクセス権管理、排他制御機構を実現した。 (3)教員の添削作業支援として、複数課題のレポートが混在し、初提出、再提出のレポートが混在する中で、指定したポリシーに従った採点順番をアドバイスする機能を実現した。学生に対しては、教員が行なっている添削作業をモニタして、添削される順番に関する情報を提供する機能を実現した。また、添削終了をメールで通知する機能なども実現し、レポートのターンアラウンド時間(学生がレポートを完成してから教員が添削して返却するまでの時間)を短縮する工夫を行なった。 ◎レポート文書の推敲支援機能の実現 段落を意識して書かせるために、トピックセンテンスを抽出する機能、適切なキーワードに基づいて章構成がなされているかどうかを検査する機能、読み難い文を形態素解析に基づいて判定する機能を実現した。 ◎本システムを用いて実際の授業に適用する実証実験 昨年度に引き続き、実証実験を実施した。
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Research Products
(1 results)