2005 Fiscal Year Annual Research Report
インターネットを利用した日本語遠隔教育の効果-教材構造、学習者特性との関係から
Project/Area Number |
17500652
|
Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
池田 伸子 立教大学, 経済学部, 教授 (30294987)
|
Keywords | 日本語教育 / e-learning / 遠隔教育 / 教材構造 / 学習者特性 |
Research Abstract |
1.学習者特性調査 本システムを利用して日本語学習を行なう学習者の特性(認知スタイル-場依存・場独立)を調査した。 2.システム運用 インターネット上に構築した日本語学習サイトのテスト運用を行なった。まず、国内での運用(都内、沖縄、千葉)と本学間の運用を行い、現在はアメリカ間での運用を実施している。 3.学習履歴の収集 システムを利用して日本語学習を行なった学習者の学習履歴-学習者の学習時間(何時ごろ、何時間ぐらい)、利用した教材、利用したヒント、正解数、間違った回数(どのように間違ったか)など-をメール形式で収集した。現在のところ、30人弱分の履歴が収集できている。 4.履歴の分析 収集した学習履歴を分析した。 (1)学習時間の長さと学習効果との関係 (2)学習者特性と学習効果との関係 (3)教材構造と学習効果との関係 5.システムの改善 運用の結果明らかになったシステムの不備(文字のずれ及び音声の不明瞭など)を改善するとともに、より学習者が使いやすいインターフェイスへの改良を行なった。
|
Research Products
(2 results)