2006 Fiscal Year Annual Research Report
ロボット開発ツールを用いたフィードバック体験型プログラミング教材の開発
Project/Area Number |
17500677
|
Research Institution | Sasebo National College of Technology |
Principal Investigator |
吉田 克雅 佐世保工業高等専門学校, 電気電子工学科, 准教授 (20141955)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三橋 和彦 佐世保工業高等専門学校, 電気電子工学科, 准教授 (60311114)
三橋 秀彰 佐世保工業高等専門学校, 電気電子工学科, 講師 (60311114)
茂木 貴之 佐世保工業高等専門学校, 学生課, 技術職員 (00399263)
|
Keywords | プログラミング教育 / ビジュアルプログラミング / 体験型学習 / ロボット制御 / ブロック |
Research Abstract |
平成18年度は、前年度作成した体験型ビジュアルプログラミング教材を出前授業や高専教育を通して更なる改善を図るとともに、新たに計測プログラミングの応用として環境探査型ロボットの製作課題を試行的に導入した。また研究集会においてこれまでに得られた成果を公表すると共に、ロボット開発システムに関する技術調査を行った。 (a)体験型プログラミング教材の改善 ロボット組立マニュアルについては、使用パーツを変更し製作上の難点を回避するとともに、全写真も撮影し直し新版を作成した。プログラミングマニュアルも、アンケート調査結果をもとに改訂作業を行った。その結果、70-90%の参加者が理解可能なレベルに改善された。 (b)計測プログラミング教材の応用一環境探査ロボットの製作 前年度、センサーで連続計測した結果をグラフ化したところ学生や児童が関心を持つことが分かった。そこで本機能を利用して周囲の環境を調査したり、身の回りの機械を模倣するロボットを製作する課題を試行した。具体的には、ロボットの位置によって変化する周囲の明るさを測定したり、光学式回転計やコンパクトディスクを模倣したロボットを課題として導入した。 (c)研究成果の公表 昨年度に得られた研究成果を第54回工学教育協会年次大会において発表した。発表題目「ロボット開発ソフトウェアを利用したプログラミング導入教材の開発」 (d)新ロボット開発システムMind Storm NXTに関する技術調査 ROBOLABカンファレンスに出席し、エンコーダ付きサーボモータや超音波距離計等が導入され処理能力も向上した新開発システムにっいて技術調査を行った。
|
Research Products
(5 results)