2007 Fiscal Year Annual Research Report
ディアスポラ概念の再検討とディアスポラコミュニティの地域間比較による共同研究
Project/Area Number |
17510213
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Research Institution | Osaka University of Economics and Law |
Principal Investigator |
武者小路 公秀 Osaka University of Economics and Law, アジア太平洋研究センター, 特任教授 (80053536)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浜 邦彦 大阪経済法科大学, アジア太平洋研究センター, 客員研究員 (60388634)
洪 貴義 大阪経済法科大学, アジア太平洋研究センター, 客員研究員 (70388627)
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Keywords | ディアスポラ / 移民 / 多文化主義 / アジア系 / アフリカ系 |
Research Abstract |
1.大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター(以下CAPP)「ディアスポラ研究会」として、以下の研究会活動を行った。 ・2007年5月6日「「アジア主義」を現代の視点から問い直す」(報告者:孫歌氏)(CAPPアジア主義研究会との共催) ・2007年6月9日「『現代思想』2007年2月号「北朝鮮と向きあう」合評会」(ディスカッサント:宋安鍾氏、李英美氏、崔真碩氏、丸川哲史氏。コメンテーター:本山謙二氏、渡邊英理氏、浜邦彦) ・2007年10月6日「アチャラカと脱線トリオ(音楽とディアスポラ)」(報告者:本山謙二氏) 2.2007年2月に大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウスにおいて開催した国際シンポジウム「移住者の人権と多文化共生をめざして-アジア系とアフリカ系のディアスポラの比較」の日本語報告書『ディアスポラと社会変容-アジア系・アフリカ系移住者と多文化共生の課題』(武者小路公秀監修、浜邦彦・早尾貴紀編、国際書院)、および英文報告書『Diasporas and Social Transformation:The Challenges of Coexistence with Asian and African Migrants』を作成した。 3.上記報告書の編集と並行して,科研費プロジェクトの総括を行い、ディアスポラ研究会の今後の活動を展望するために、浜邦彦、早尾貴紀(研究協力者)が中心となって、年間を通じて複数回ミーティングを行った。これらの議論は、上記日本語報告に所収の論文「日本におけるディアスポラ論の達成と課題」(浜邦彦、早尾貴紀)に反映されている。
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Research Products
(1 results)