2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17520036
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Research Institution | Daito Bunka University |
Principal Investigator |
三浦 國雄 大東文化大学, 文学部, 教授 (60027555)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山里 純一 琉球大学, 法文学部, 教授 (50166659)
宮崎 順子 関西大学, 文学部, 非常勤講師
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Keywords | 術数 / 通書 / 風水 / 易占 / 沖縄 / 文献解題 / 霊占 / 福建省・四堡 |
Research Abstract |
※研究代表者作成 第2年度(最終年度)である本年は、主力を研究報告書の作成に傾注した。平成18年4月に入ると、まず代表者の三浦から、本年度の日程表を提示し、これに沿って報告書を作成するよう要請した。役割分担はすでに決まっていて、三浦=暦書・通書、山里=沖縄の術数書全体、宮崎=風水書、益子(研究協力者)=易占書である。我々の研究報告は論文集ではなく、主要な術数書の解題集なので、文献のセレクト→個々の文献の解題→各ジャンルの解説論文→総説(三浦執筆)という順に作業に入った。そして、メールを活用して互いの成果を批評しあい、最後は三浦のもとに集約し、三浦が全体の体例等の統一を行った。作業は順調に進み、平成19年4月半ば、メンバー各位の論考が出揃った時点で、三浦がそれらを踏まえて「総説」を書き上げて作業は終わった。この間、メンバーはそれぞれの必要に応じて文献調査を行なった。たとえば山里は、コピーでなく原文で確認するため、何度も久米島や石垣島に足を運んだ。益子を除くメンバーが揃ったのは、8月に行なった中国調査行の時である。ほぼ1週間の日程で、福建省・四堡(往事、術数書等の出版で栄えた村)、安徽省・屯渓等を巡って術数書の調査と収集を行なった。そして旅の合間に情報交換を行ない、メール交換の足らざるところを補い合った。
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Research Products
(4 results)