2006 Fiscal Year Annual Research Report
1920〜30年代北京・上海のメディア環境と文学界・文化界のネットワーク
Project/Area Number |
17520217
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
清水 賢一郎 北海道大学, 言語文化部, 助教授 (90262097)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榎本 泰子 中央大学, 文学部, 助教授 (00282509)
鈴木 将久 明治大学, 政治経済学部, 助教授 (00298043)
齊藤 大紀 富山大学, 人文学部, 助教授 (70361938)
星野 幸代 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 助教授 (00303587)
西村 正男 関西学院大学, 社会学部, 助教授 (80302652)
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Keywords | 中国文学 / 東洋史 / メディア研究 / 文化研究 / 北京 / 上海 |
Research Abstract |
1.資料の収集・調査・分析 1920〜30年代の北京・上海の文学界・文化界とメディア環境、特にそのオーディエンスに関する一次資料及び二次資料を、分担を決め、「地域割り」と「メディア別」とをクロスオーバーさせる形で、できるだけ系統的に収集・調査・分析していった。 今年度入手することができた重要な資料のうち主要なものとしては『旅行雑誌』(1927-1954年)がある。 2.インターネットを通じた情報交換、対面による研究討議、研究集会等における研究発表 メンバーの所属機関が分散している制約を補うため、インターネットを利用したメイリングリストによって日常的に情報交換を行うとともに、平成18年10月には東京において対面での研究討議の場も設定した。 また、メンバーそれぞれ研究集会等において口頭発表を行うなどして、研究成果の中間報告を行うとともに、関連する他領域の研究者との情報交換・研究交流もはかった。 3.国際ワークショップ開催に向けて 当初計画では平成18年8月上海において上海社会科学院歴史研究所等との共催により「1930年代中国における大衆文化」をテーマとする国際ワークショップを開催する予定であったが、諸般の事情により残念ながら来年度に延期せざるを得なかった。来年度は補助金額(交付予定額)に制約があるためワークショップの規模は縮小することになろうが、平成19年8月下旬に開催できるよう実現に向けて引き続き調整をはかっているところである。
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Research Products
(3 results)