2007 Fiscal Year Annual Research Report
1920〜30年代北京・上海のメディア環境と文学界・文化界のネットワーク
Project/Area Number |
17520217
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
清水 賢一郎 Hokkaido University, 大学院・メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (90262097)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榎本 泰子 中央大学, 文学部, 准教授 (00282509)
鈴木 将久 明治大学, 政治経済学部, 准教授 (00298043)
齊藤 大紀 富山大学, 人文学部, 准教授 (70361938)
星野 幸代 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 准教授 (00303587)
西村 正男 関西学院大学, 社会学部, 准教授 (80302652)
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Keywords | 中国文学 / 東洋史 / メディア研究 / 文化研究 / 北京 / 上海 |
Research Abstract |
1.資料の収集・調査・分析 1920〜30年代の北京・上海の文学界・文化界とメディア環境、特にそのオーディエンスに関する一次資料及び二次資料の収集・調査・分析を、これまでの作業を踏まえて引き続きおこなった。 2.国際ワークショップの開催 当初の計画では平成18年8月に上海において上海社会科学院歴史研究所等との共催により「1930年代中国における大衆文化」をテーマとする国際ワークショップを開催する予定であった。しかし、諸般の事情により開催は延期となっていた。そこで本年度、同様のテーマで研究活動を行っている『良友』画報研究会と連携というかたちで、規模は当初予定よりやや縮小することになったが、平成19年8月28日に上海社会科学院において国際ワークショップを実現することができた。ワークショップは若手研究者を中心に報告者・コメンテーターをオーガナイズし、本共同研究メンバーからは研究代表者の清水が口頭報告をおこなったほか、他のメンバー数名もコメンテーターというかたちで役割を果たし、充実した意見交換をすることができた。 3.その他の関連する研究グループとの連携や研究活動領域の拡大 本共同研究メンバーそれぞれ関連する研究集会等において口頭発表を行うなどして、研究成果の中間報告を行うとともに、関連する他領域の研究者とのいっそうの情報交換・研究交流もはかった。本共同研究自体は諸般の事情から当初の研究計画を十分に達成することができなかった面が残るが、メンバーそれぞれが本共同研究を通じて自らの研究領域を他分野へとクロスオーバーさせることができたことが収穫であった。
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Research Products
(4 results)