2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17520300
|
Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
江口 泰生 Okayama University, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (60203626)
|
Keywords | 外国資料 / ロシア資料 / レザノフ資料 / 『世界図絵』語彙索引 |
Research Abstract |
本研究の目的の第一、ロシア資料の使いやすさのために以下のことを行った。 (1)『友好会話手本集』『世界図絵』をPDFファイル化し、これをCD-ROMに焼き、試作品として2007年8月筑紫日本語研究会において説明、配布した。 本研究の目的としてクセロPDFによってPDFファイルに変換する方法、TEX文書の方法についても公表する予定であったが、一昨年の日本語学会開催によってやや体調を崩したこともあり、まだ公表できていない。鋭意続行する予定である。 (2)1と並んで『世界図絵』の語彙索引を作成した。本研究の最終報告書に載せる予定である。 本研究の目的、形態音韻的観点からの分析として、以下のことを行った。 (3)筑紫日本語研究会において「東北方言の母音無声化と子音有声化」(レザノフ資料の子音有声化)という研究発表を行った。計画では平成19年度中に活字論文化する予定であったが、もう少し研究の精度を高める必要が生じたので平成20年度へ回した。 本研究と関連して「外国資料」についての辞書項目を執筆する機会があった。 (4)朝倉書店『日本語学大事典』(近刊予定)の『鶴林玉露』『日本館訳語』『日本寄語』『日本風土記』4項目を執筆した。
|