2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17520311
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Himeji Dokkyo University |
Principal Investigator |
大曽 美恵子 姫路獨協大学, 外国語学部, 教授 (30262918)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
蓮沼 昭子 姫路獨協大学, 教授 (80228436)
山崎 恵 姫路獨協大学, 教授 (10230385)
西村 秀夫 姫路獨協大学, 教授 (00164591)
村中 淑子 姫路獨協大学, 助教授 (70253185)
滝沢 直宏 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (60252285)
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Keywords | コーパス / 日常会話 / 文法・語法 / 談話 / 方言 |
Research Abstract |
本年度は先ず、コーパスを利用した研究に必要なユニックスの検索技術を身につけるため、姫路獨協大学において9月14日、15日と2日間に渡り、分担者の滝沢を講師としてワークショップを開催した。このワークショップには代表者である大曾の他、分担者の蓮沼、山崎、村中が参加し、それぞれ必要な基礎的検索技術をある程度身につけることができた。 次にデータ共有のためのサーバーを購入し、中日新聞3年分をそれに載せた。中日新聞の他、1.CALLHOME Japanese Speech、2.BTSによる多言語話し言葉コーパス日本語会話1&2、3.日本語話し言葉コーパスも入手した。 また、以前名古屋大学において科学研究費補助金によって収集した100時間の雑談コーパス(名大コーパス)の整備を行った。自然発話の文字化は様々な問題を含むため、上記2に使われている東京外国語大学で開発された文字化のシステムを参考にして更に整備を進め、公開にまで持っていく予定である。 必要なコーパスがかなり準備できたので、各自、分担したテーマの下に研究を開始した。来年度ニューヨークで開かれるInternational Conference on Japanese Language Educationに応募したパネルが採択されたので、結果の一部をそこで発表することになっている。 来年度は公開を目指して、引き続き名大会話コーパスの整備を行うとともに、入手したコーパスを使って、各自研究を進める予定である。
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Research Products
(6 results)