2005 Fiscal Year Annual Research Report
e-Learningに対応した中国語学習教材開発と自学自習促進
Project/Area Number |
17520374
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
林 道生 静岡大学, 情報学部, 教授 (90109124)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
許山 秀樹 静岡大学, 情報学部, 助教授 (10257230)
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Keywords | 中国語 / e-Learning / パソコン / 漢語 / 自学自習 |
Research Abstract |
本年の作業として企図した「文章問題の作成」は、いくつか作成し、授業でも試行した。当初は、発音符号付きのフォントを使用して教材を作成したのだが、このフォントにいくつか誤りがあることに気づき、Wordのルビ機能を利用する方式に変更した。この教材を来年度も使用し、より効果のある教材作りを行ないたい。また、教材の数を増やし、より広範なクラスで使用できるような環境を築いていきたい。 今年度の授業のアンケートを実施し、学生からどのように受け取られているかを現在、調査・集計中である。仮集計の範囲では、学生はおおむね好感を持って取り組んでいるようである。学生が述べた理由をいくつか列挙する。 ・興味ある内容で、予習がしやすい。 ・発音記号(ピンイン)が適度についていて、既習の字の発音は否応でも憶える必要がある。 ・余白が十分にとってあり、書き込みがしやすい。 ・学ぶべき文法事項が詳しく書かれている一方で、難易度の高いものは軽く扱われていて、初級者〜中級者が学習する際に使いやすい。 次年度は、上記の利点を踏まえ、より有効な教材を作成していきたい。
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