2007 Fiscal Year Annual Research Report
沖縄県における戦略的人材育成としての国際交流システムの開発と外国語教育の連携
Project/Area Number |
17520385
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
石川 隆士 University of the Ryukyus, 法文学部, 准教授 (60315455)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金城 宏幸 琉球大学, 法文学部, 准教授 (50274874)
蔵藤 健雄 琉球大学, 教育学部, 准教授 (60305175)
東矢 光代 琉球大学, 法文学部, 准教授 (00295289)
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Keywords | 国際交流 / 人材育成 / 外国語教育 / 英語教育 / 英語 / スペイン語 / カリキュラム / 国際協力 |
Research Abstract |
1)県費、国費留学生の追跡調査および留学情報のデータベース化。 沖縄県における留学者に関する情報の整備およびそのネットワーク化については、石川が財団法人沖縄国際交流・人材育成財団との交渉を行い、個人情報の問題が立ちはだかりながらも、平成18年2月2日に当該財団主催の「人材ネットワーク意見交換会」が実施され、教育、実業界を合わせた沖縄県の人材育成の現場に関わる有織者の意見交換がなされ、平成18年7月人材ネットワークの素案が提示され、ネットワーク加入に関する規定の整備に石川が参加した。平成19年度はこの規定に基づくデークベース構築が行われ、現在も継続中である。本研究期間においては時間切れとなったが、このネットワークの一刻も早い運用開始が望まれる。 2)国際的人材育成の実態調査 研究者個人のネットワークを通じて、平成19年9月に石川がアイルランドにて留学生の調査を行った。この調査結果を、平成17年8、9月に石川がハワイで、平成18年3月には金城がメキシコで、平成19年2月に蔵藤がイギリスで行った調査結果に加え、平成17年7月3目、第20回沖縄外国文学会にて石川が「国際的人材育成と外国語教育の最前線」、平成17年10月8日、第20回JACET九州沖縄支部研究大会にて石川・東矢が「国際的人材育成と外国語教育-国際交流の視点から-」と題して行った研究発表の論考に基づく分析を行った。 3)琉球大学英語系列新カリキュラムの効果測定 平成16年度に改定された琉球大学の英語、スペイン語を専門とする学生に対するカリキュラムの効果を測定するため、旧カリキュラム履修者を含め外国語系列の全在学生を対象に実施した平成18年度までのTOEIC模試に加え、平成19年10月15,16日に行ったものを加え、そのデータを東矢、蔵藤により集計、解析を行った。
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