2006 Fiscal Year Annual Research Report
作業用共有データベースを利用した英専門書読解支援ソフトウェアの開発に関する研究
Project/Area Number |
17520391
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Research Institution | Prefectural University of Kumamoto |
Principal Investigator |
松野 了二 熊本県立大学, 総合管理学部, 教授 (60044351)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堤 豊 熊本学園大学, 商学部, 教授 (80227446)
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Keywords | 英専門書 / 語学教育 / 読解力 / 協調型学習 / 専門英語 / インターネット |
Research Abstract |
CARETは大学生を対象とした、英文共同読解サポートシステムである。システムは、テキストやユーザの管理を行うための教員用サブシステムと実際の学習を支援する学生用サブシステムに分かれており、ともにWEBべースのシステムである。教員用サブシステムは、任意の英文WEBページを教材として利用するための機能を提供している。教員が自分で英文を入力するのは大変であり、また、学生に適した英文かどうかも良く読んで見ないと分からない場合が多い。このシステムでは、任意のWEBページをダウンロードし、英単語の難易度と頻度および単語数を計算することで、学生に適した文書量であるかどうかを判別するためのツールを提供している。また、WEBページ全体を1人が読解するには分量が多すぎる場合、それらを分割し、パートごとに分担者を決定し、グループ学習するためのツールを提供している。学生用サブシステムは、教員により割り振られた文書を読解するためのデスクトップを提供する。学生用サブシステムは編集・ファイナライズ・プレイの3つのフェーズから構成され、編集フェーズで、各自が自分の決められた範囲を辞書引きし、ファイナライズ・フェーズでグループが集まり読み合わせを行い、修正する。出来上がった文書を通して読むのがプレイ・フェーズである。翻訳するのではなく読み進めることが目的なので、各単語の意味や用例などを簡単にメモできるようにハイパーリンクを設けている。このメモは、他の学生からも参照することができ、各人が担当する部分のポイントとなる単語を調べ終わると、共同でチェックすることが可能である。これらの作業結果を教員が採点できるようにコントリビュータが誰であるかを教員が判別できるようになっている。
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Research Products
(1 results)