2006 Fiscal Year Annual Research Report
外国語オーラルコミュニケーション能力自動評価システムに関する研究開発
Project/Area Number |
17520406
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Research Institution | Osaka Women's College |
Principal Investigator |
TEAMAN B・D 大阪女学院大学, 国際・英語学部, 教授 (20294481)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 武志 神戸情報大学院大学, 情報技術研究科, 教授 (60291605)
MCCARTY S・A 大阪女学院短期大学, 英語科, 教授 (90290585)
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Keywords | 英語 / 外国語 / 音声学 / 教育学 / CALL / スピーキング自動認識 |
Research Abstract |
現在のシステムは、学生、教員、及び管理者の3種類のユーザからなる。学生は登録を行い、テストを受け、自分のプロファイル(クラスへの参加及びパスワード変更を含む)を変更できる。教員はこのシステムの最も重要な部分であり、次のような多くの役目を果たすことができる。 1.教員はテストの採点を行うことができ、これには学生のテストを選択し、それを聴いて、評価することが含まれる。教員は、テスト採点モジュールから、任意テストを受けた全学生のリストを容易に見ることができ、採点するテストを選択して、教員が所望する評価方法に従って任意トークンに適用可能な5段階尺度を用いて各項目を評価できる。例えば、この尺度は全体的な理解度を対象とすることもできるし、回答又は発音が正しいかなど一側面のみを対象とすることもできる。 2.又、教員はこの機械評価システムを管理調整できる。これを行うには、教員は文法及び辞書を作成してから機械評価を行う必要がある。次に機械評価システムは、発音された単語の、教員作成モデルとの一致度に従って0から100までの点数を与える。 3.又、教員は授業とテストを管理できる。管理者は自分のアカウントを使って教員及び教員のアカウントを管理できる。 現時点で、125名のユーザがMASLEシステムに登録されている。これらユーザはこれまでに10種類のテストを受けており、2000以上の異なるテスト項目が記録されている。使用している音声認識システムの正確性判断のため、現時点で4つの異なる機械評価可能テストを、日本語を母国語とする25名と英語を母国語とする5名に受けさせた。その結果、英語を母国語としない者が(100点中)30から80を得点する一方、英語を母国語とする者が80から100を得点しているので、音声認識は非常に有用と思われる。 この研究は、JALT(北九州)、JALTCALL(札幌)、TESOL(米・シアトル)の学会において口頭発表した。
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