2005 Fiscal Year Annual Research Report
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17520471
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Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Research Institution | Kyoto University |
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Principal Investigator |
石川 禎浩 京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (10222978)
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| Keywords | 東洋史 / 中国史 / 社会主義 / 文化様式 |
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| Research Abstract |
本年度は、当初の計画どおり、『中国革命博物館蔵品選』『中国共産党80年珍貴档案』『中国共産党編年史』などの資料を入手し、それらの中から、中国共産党の日常業務である会議関連資料、文書作成資料に関する資料を抽出し、その整理を行った。この作業の過程で、文書生成過程に検討を加えるべき資料が見られたため、8月末から9月初めにかけて、北京、武漢、荊州などの資料館、図書館に出向き調査を行った。また、武漢、北京における革命記念施設、史跡を訪れ、1949年代以降に整備されていった社会主義文化様式の現状を調査した。これらの成果は、中国の学術雑誌への3篇の中国語論文掲載という形で発表された。また、平成18年度に刊行が予定されている『コミンテルン文書中国共産党ファイル』(Files of the Communist Party of China in the Comintern Archives)を用いるための文献リスト作成を初歩的に行い、その目録の整理をした。このほか、2006年2月には、中国社会科学出版社より、『中国共産党成立史』を刊行した。これは、研究代表者の石川が2001年に岩波書店より刊行した同名の研究書の中国語訳(袁広泉訳)である。中国語版刊行にあたっては、本年度に中国で行った資料調査の成果がもりこまれ、日本語版の改訂をすることができた。
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