郵政システムの改革と国民の環境変動-ニュージーランドと日本の実質的比較

2006 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 17530106
• Research Institution: Kyoto University
• Principal Investigator: SWALE Alistair 京都大学, 大学院法学研究科, 助教授 (00378506)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 真渕 勝 京都大学, 大学院法学研究科, 教授 (70165934)
• Keywords: 郵政 / 民営化 / 国民環境

Research Abstract

四月からSteven Limとの打ち合わせで、調査結果の本格的な分析に移りました。またAustralia Postをニュージーランドの郵政改革との関係で取り上げて、その深い類似性と相違点を検討しました。Lim氏の調査結果のまとまりとAustralia Postの資料収集を行うために、7月28日から8月13日までオーストラリアとニュージランドを渡りました。その際、資料収集の他にAustralia Postの代表、Michael McClusky(Corporate Secretary)、と面会し、見学をしました。またNew Zeal and Postの値段やサービス範囲を官吏するCrown Company Monitoring Advisory Unit(CCMAU)との比較を計るために、オーストラリアのAustralian Competition and Consumer Commission(ACCC)を訪問して、John Laughlinと面会して資料収集を行いました。Australia PostとACCCの他に、University of Queensland, University of Melbourne,及びAustralian National Universityに訪ねて、公共改革の研究を行っている専門家と面会し、資料を収集しました。ニュージーランドにいる間、またCCMAUの資料収集を完成しました。帰国後、科学研究費の成績報告書に向けて海外研究協力者などが貢献した資料と論文の翻訳を行いました。最後に、Limの調査結果・分析を部分的に書き換えてから、成績報告書を発行しました。