2006 Fiscal Year Annual Research Report
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17530151
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| Research Institution | Shikoku Gakuin University |
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Principal Investigator |
江國 史子 四国学院大学, 社会福祉学部, 助教授 (00321240)
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| Keywords | 経済発展 / 貧困軽減 / Samurdhi / Sri Lanka |
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| Research Abstract |
1.Samurdhi Movementsのインパクト調査
2006年8月にRatnapuraおよびKurunegala地域にて、海外共同研究者で同調査委託先の責任者である、Nawaratne博士の指揮の下、聞き取り調査を実施した。サンプル数は、各地域ともに300で、合計で600である。調査デザインは、2001〜2005年に実施したSEWA(インド女性自営業者連盟)の資産形成調査を参照し、Samurdhiプログラムの受益者を対象に、同プログラムの所得、資産への効果を確認し、SEWAとの比較もできるよう設計した。以後、データ集計作業を経てデータベースを作成、現在、集計プログラムの作成中である。
2.政府主導型発展モデルの構築
数年前に作成したSEWA(自助エンパワーメント)型発展シミュレーション・モデルと対照的に、Samurdhi(政府主導)型発展シュミレーション・モデルを構築中である。インドという大国、異質的経済の中の自助的組織に対して、スリランカという小国、同質的経済という特徴を、どうプログラムするか、種々アイデアを試しつつシミュレーション・モデルを構築している。その中で、SEWA型モデルも、その特徴を内包しながら改良できると考える。
3.スリランカの歴史の勉強
Kingsley M.de Silvaの「A History of Sri Lanka」(Vijitha Yapa Publications, 2005)を要約しつつ、スリランカの歴史を、経済的要素を重点に勉強し、それを研究ノートとして刊行してきた。今後も継続し、現代史までカバーする。
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Research Products
(2 results)
