2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17530310
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
長谷川 治清 同志社大学, 大学院ビジネス研究科, 教授 (50388047)
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Keywords | 企業労働 / 経営戦略 / 正規雇用 / 非正規雇用 / 市民社会 / 労働の対抗力 / 労働組合 / 労働条件 |
Research Abstract |
18年度は、日本国内の主要企業、労働組合運動の傾向、日系企業の多くが集積し、本研究に適したアジアの中国、ベトナムにおける日系企業の調査・研究を実施した。 1)日本の主要企業の産業別・業種別の1999年調査の追跡調査を実施。文献調査、具体的なインタビュー調査、資料収集を実施(ホンダ、ソニー、丸紅、東京電力など)。成果の分析、考察、執筆。 2)企業労働に関する文献調査(新しい文献・資料の入手を含む)。労働組合資料、研究文献などの収集と分析を実施。成果の分析、考察、執筆。 3)日系企業のアジアにおける経営実践の調査を中国(上海)、ベトナム(ハノイ、ホー・チ・ミン)を中心に実施。資料の収集と現地日系企業経営者へのインタビューを実施。その分析、考察、執筆。 4)今年、7月、8月の国際会議マレーシアでのアジア会議、ヨーロッパ・アジア経営国際会議での報告論文(Corporate Strategy, Labor and Social Risk : rhetoric and realityを執筆。 2007年度の研究成果としては、アジア経営ジャーナル(Asian Business & Management)を年4回編集し、経営研究の方法論に関する自らの論稿を同ジャーナルにて出版した。この論稿は、2006年度には、197人がジャーナルのウエブ(httl//www.palgrave-journals.com/abm/index.html)を介してダウンロードされている。 また、2007年度の学会活動としては、日本経営学会での統一論題報告(経営学論集、千倉書房、18-31ページ)、ロンドン・チャットナム・ハウスでのワークショップ、ベルリンでのIFSAM国際会議でのパネル参加などを介して、研究成果を国内及び国際的に公表した。
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Research Products
(6 results)