2007 Fiscal Year Annual Research Report
ビジネス・プロセス志向の総合管理システムの構築に関する研究
Project/Area Number |
17530314
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
李 健泳 Niigata University, 人文社会・教育科学系, 教授 (60212685)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小菅 正伸 関西学院大学, 商学部, 教授 (90161926)
長坂 悦敬 甲南大学, 経営学部, 教授 (00268236)
山口 直也 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (50303110)
坂手 啓介 大阪商業大学, 総合経営学部, 准教授 (80368167)
朝倉 洋子 大阪国際大学, 経営情報学部, 准教授 (40368402)
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Keywords | ビジネス・プロセス・マネジメント / 価値連鎖 / 管理連鎖 / 業績連鎖 / プロセス管理 / プロセス・ネットワーク戦略 / プロセス管理組織 / プロセス原価管理 |
Research Abstract |
本研究の2007年度の目標は、2006年度に実施した日韓の企業事例研究に基づいて、ビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)の概念モデル構築のみならず、情報システムとの連携を明らかにすることであった。したがって、2007年度にはBPM用のソフトウェア(savvion、visio等)の性能を分析するとともに、日韓企業の事例を比較し、企業に適用可能な概念モデルが構築できるように、研究会を開いて統合化を図った。ただし、当研究テーマは日本国内のみならず、国際的にも始まったばかりの研究・実務であるため、企業に適用可能なモデルにまで作り上げるには乗り越えなければならない課題も残っている。このような研究活動の成果は、日本の学会等での発表と学術雑誌への投稿を行うとともに、下記のように韓国でシンポジウムを開き、日韓研究者6人が研究成果を報告した。 1.韓国の檀国大学付設産業研究所主催のシンポジウム 「ビジネス・プロセス管理の今日と未来-韓国と日本の比較研究」での日韓報告者の発表内容 日時:2008年3月12日 発表内容:(1)ビジネス・プロセス・アウトソーシングの戦略とリスク管理(Byungkyu,Sohn)、(2)日本的管理思考とBPM(李健泳)、(3)ハイテク企業のモバイルBPMの事例(Junyoung,Jang)、(4)日本企業のBPM-松下電器産業の事例(小菅正伸)、(5)飲食料企業のBPM推進戦略(Bongah,Baik)、(6)日本企業におけるBPMによる経営革新-改善活動の更なる推進(長坂悦敬)
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Research Products
(5 results)