2006 Fiscal Year Annual Research Report
経営戦略におけるIT投資決定の重要性とその手法に関する理論的・実証的研究
Project/Area Number |
17530317
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Research Institution | Kyushu Institute of Information Sciences |
Principal Investigator |
市村 昭三 九州情報大学, 経営情報学部, 教授 (30037113)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村松 司叙 九州情報大学, 経営情報学部, 教授 (60054300)
井上 善海 広島大学, 社会科学研究科, 教授 (00310003)
須本 隆幸 九州情報大学, 経営情報学部, 助教授 (90310002)
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Keywords | IT投資 / M&A / ベンチャー |
Research Abstract |
研究の目的は、企業が主体的に経営戦略とIT投資とをどのように統合し実践しているのか、さらにIT投資をどのような基準で決定し経営戦略に活用しているのか、その実態を捉えて理論的検討を試みることによって、これらの問題に関する新知見を学会及び業界に提示しようとするものである。 研究期間は3年間を予定している。初年度の平成17年度は、文献研究(先行研究の精査、関連資料の収集と分析)とIT/IS導入の実態調査を実施した。そして、2年目の平成18年度は、関連文献と関連資料を収集し分析する作業と並行して、各種研究会や学会の大会に参加して最新情報を入手することに注力した。 まず、平成18年5月18日から2日間、東京国際フォーラムで開催された「富士通フォーラム2006」に参加し、IT企業とITを導入して利用する側の企業とのIT投資に対する考え方、IT投資の経済的効果、および経営とITの一体化がどのように進んでいるかの現状を取材した。 つぎに、平成18年9月23日に京都大学で開催された「ベンチャーキャピタル国際フォーラム」と9月30日から2日間、学習院大学で開催された「経営財務研究学会第30回全国大会」に参加し、日米欧のベンチャーキャピタルの最新の活動状況、企業財務におけるベンチャーキャピタルの役割、および企業の投資戦略としてのM&Aの問題点について最新の研究成果を入手した。 そして、平成19年2月20日に神戸大学で開催されたセミナー「In the wave of M&A : Europe and Japan」において日本企業のM&Aを"M&A in Japan-Past and Present"のテーマで発表した。
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Research Products
(1 results)