2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17530379
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
石田 佐恵子 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (70212884)
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Keywords | 社会学 / テレビ文化研究 / 映像分析 |
Research Abstract |
1.平成17年度、本研究は次のような作業手順ですすめられた。 【1】分析研究の前提条件をととのえるための作業 (1)「映像データ」分析方法に関する文献資料の収集 「日本国内におけるテレビ研究の歴史的経過」「海外におけるテレビ研究の最先端の知見」「グローバル化時代のテレビ・コンテンツの国際移動と流通」「テレビ・メディアの特質」「文化研究」「メディア研究」について国内外の最新の文献資料を集めた。 (2)「映像データ」分析方法の素材となる映像資料の収集 (1)と同時に、文献資料だけではなく、映像データ分析・批評の目的で制作された映像資料そのものを収集した。日本国内の各地域における過去の映像資料、テレビ番組資料の収集を含む。地上波テレビ番組の全局同時録画が可能な機材を導入し、特定時期に焦点を当てて、集中的に映像アーカイブを作成するための準備をととのえた。 (3)分析方法・枠組みの検討 次に、それらの文献や資料に基づいて分析方法や枠組みの検討をおこなった。まず、映画や動画、CM、テレビ番組といった「映像データ」全般に関係する分析手法のレベルと、特にテレビ番組を分析する手法に特化したレベルが区別された。前者は、「映像データ」をどのように分析していくかという基礎的手法について整理・検討を行った。映像分析方法論研究会を開催し、共通の関心を持つ研究者間で意見交換などを行った。 (4)予備調査 (3)で得られた仮説構成を基に、特定地点で資料収集を行った。具体的には、映像人類学の知見を集中的に学びながら、映像データベースの構築という観点から、民族映像祭とそのデジタル・アーカイブ化について、また、ドキュメンタリー映像祭とその実践についてなど、特に焦点を当てて予備調査を行った。
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Research Products
(4 results)