2006 Fiscal Year Annual Research Report
関東大都市圏における在日ムスリムの社会的ネットワークと適応に関する調査研究
Project/Area Number |
17530394
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
店田 廣文 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20197502)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村田 久 山村学園短期大学, 保育学科, 専任講師 (80350445)
高橋 陽子 早稲田大学, 人間科学学術院, 助手 (60386654)
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Keywords | 在日外国人 / イスラーム / ムスリム / 国際社会・エスニシティ / 東アジア / 社会的ネットワーク |
Research Abstract |
昨年度から開始した関東大都市圏における在日ムスリム調査が大幅にずれ込んで、最終的な調査終了は2006年6月頃となった。最終的な回収数は、189票に達したが、調査条件の統一問題や、女性票の扱いを別にすることとして、149票を有効回収数として分析、報告を行うこととした。2006年8月に『在日ムスリム調査関東大都市圏調査第一次報告書』を刊行したが、周囲の関心は高く広く配布するところとなった。報告書の内容もふまえて、分析結果はまず全国学会の報告として発表した(日本社会学会大会、立命館大学、2006年10月28日)。「関東大都市圏における在日ムスリム実態調査・中間報告」および「在日ムスリムの諸類型」であるが、いずれもこれまでに無かった調査報告であることから会場での討論も活発であった。また、そのほかイスラム人口研究懇談会や、多文化関係学会などでも報告の機会を持った。さらに継続してモスク調査を行い、その一部は『モスク調査の記録』として刊行済みであるが、年度末にも富山・新潟モスク調査や、マレーシア調査を継続して実施し、来年度は別予算のプロジェクトに引き継がれることとなっている。なお、在日ムスリムの在外ネットワークを把握するための一環として企画した、マレーシアの東方政策留学生同窓会のメンバーに対するアンケート調査(ALEPS調査)は、2007年2月にやっと開始となり、1000人のメンバーに調査票が郵送され、現在回収中である。この調査結果の分析と報告についても別の研究計画に引き継がれる予定であるが、最終報告書では企画と実施について報告した。
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Research Products
(2 results)