2005 Fiscal Year Annual Research Report
持続可能な地域環境システム構築のための地域づくりに関する研究
Project/Area Number |
17530410
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Ritsumeikan Asia Pacific University |
Principal Investigator |
清家 久美 (小田 久美) 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 専任講師 (00331108)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MONTE Cassim 立命館アジア太平洋大学, 学長 (70268142)
千賀 裕太郎 東京農工大学, 農学部, 教授 (90142231)
嘉田 由紀子 京都精華大学, 文学部, 教授 (70231256)
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Keywords | 地域活性化 / 内発型地域づくり / 地域再生 / 持続可能な地球環境システム / 「地元学」 / KJ法 / 持続可能な地域づくり / 住民参加型 |
Research Abstract |
1.本研究の目的と計画 (1)現在までの国内における地域づくり(まちづくり・村づくり)の状況を把握すると共に、(2)<地元学>手法とKJ法-による地域づくりによる持続可能な地域環境システム構築の可能性の限界を検討し、(3)どのような方法ないしは視点によって地域を考えていくことが、地域づくりに最も有効であるかを検討することを目的としている。 2.本年度の研究計画と到達点 (1)研究的視点による地域づくり、まちづくり、村づくりの背景と先行研究の整理、ならびに事例研究の検討(2)実践的視点による、地域づくり、まちづくり、村づくりの事例整理と検討(3)研究的視点による<地元学>手法の明確化と方法論的検討(4)実践的視点による<地元学>手法の機能と問題点の検討(5)山浦式KJ法の確認と方法論的検討(6)<地元学>手法と山浦式KJ法の融合についての検討(7)融合的方法を援用した地域づくりの具体的実践を実施項目として計画した。到達点(1)(2)について:データベース化を行い、来年度さらに継続する。(3)(4)(5)(6)について:3回の研究構成員が開催された会議・シンポジウムにおいて検討した。第1、3、4の議論内容は全記録している。来年度も引き続き実施する予定。(7)について:4の調査地域でおこなった。二つの手法融合は来年度の課題となる。 3.会議・シンポジウムの実施 第1回会議(湯布院):研究の主旨説明、今後の方針、それぞれの役割分担、調査日程などの確認 第2回会議(日野市):清家の方より、地元学・KJ法に関する検討の説明と質疑応答 第3回会議・シンポジウム(上越市):吉本による地元学研究・山浦によるKJ法研究・清家によるそれぞれの手法に関する検討と質疑応答 第4回会議・シンポジウム(別府市):清家によるその後の研究報告・地元学の実践に関するNPOの見解 第5回会議(神奈川):今年度総括-到達点、今後の課題、1年間の調査地域のそれぞれの検討など 全国まちづくりサミット(別府)にて、清家が地元学分科会のコーディネーターとして、吉本氏と地元学の全国の実践についての報告と検討 4.実施した調査地域・発表(1)2005.5.18-21三重県阿児町調査・発表(2)2005.6.10-11APU学生100人による別府市調査・発表(3)2005.7.8-10高知調査・発表(4)2005.9.27-30三重県大王町調査・発表(5)2006.2.8-11新潟県上越市西横山地区調査・発表(6)2006.3.24-26神奈川県南足柄市調査・発表
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Research Products
(7 results)