2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17530458
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Research Institution | Tamagawa University |
Principal Investigator |
小林 亮 玉川大学, 教育学部, 助教授 (50340451)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
糸魚川 直祐 武庫川女子大学, 文学部, 教授 (90027962)
橘 良治 岐阜大学, 教育学部, 教授 (80143999)
藤谷 智子 武庫川女子大学, 短期大学部, 教授 (90199349)
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Keywords | 子供の価値 / 家族観 / 世代間比較 / 社会変動 / 国際比較 / 文化 |
Research Abstract |
(1)調査協力者への協力依頼および面接調査の継続実施 平成18年度においては、計34組(娘-母親-祖母の3世代揃った34ペア=102名)の調査データを収集することができた。平成17年度に収集した51組の調査データと合わせ、これまで計85組のデータが得られている。研究代表者および研究分担者が在住する東京都、岐阜県、大阪府、兵庫県の4都道府県における中学校・高等学校数校に、個人の伝手および教員の紹介により調査への協力依頼を行った。中高生の母親および祖母対象に調査協力依頼を行い、了承が得られた家族を個別訪問し、インタヴューおよび質問紙調査を行なった。 (2)インタヴューアの研修と訓練 平成17年度の調査で、答えにくい質間項目の存在等、いくつかの問題点が浮き彫りになってきたことをふまえ、各地域において面接調査を行うインタヴューアを研究者の在職する大学の大学院生から募り、適切な調査が実施できるように研究チームによる研修と訓練を行った。 (3)データベースの作成 東日本および西日本各地域において収集された調査データは、最終的にひとつのデータベースのかたちにまとめられ、共同作業によって世代間比較を中心とした分析が行われなければならないので、そのための準備作業として、データベースの基本フォーマットを数回に及ぶミーティングによって作成した。平成19年度には、それに従って、各研究分担者の調査データを電子データとして入力する予定である。 (4)データ分析手法の検討と予備分析の開始 共通データベースに基づいて、当初の研究目的に即したかたちで具体的にどのようにデータ分析を行うかについて、数回のミーティングを開き、世代間比較を中心とする具体的な分析方法を検討した。海外共同研究者のGisela Trommsdorff教授(独コンスタンツ大学)とも協議をし、データの文化比較に関する基本的方針と具体的手法とを検討した。
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Research Products
(1 results)