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2005 Fiscal Year Annual Research Report

心理リハビリテーションを活用した要介護高齢者の地域生活支援についての研究

Research Project

Project/Area Number 17530522
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionNagasaki International University

Principal Investigator

石倉 健二  長崎国際大学, 人間社会学部社会福祉学科, 講師 (40304703)

Keywords心理リハビリテイション / 生活支援 / 動作法 / 集団療法 / 生活指導
Research Abstract

今日、要介護高齢者が住みなれた地域での在宅生活を送るための生活支援の必要性が強く求められている。本研究は、心理リハビリテイションに基づいた要介護高齢者に対する地域生活支援プログラムについて、実践を通じた検討を行うことを目的とする。特に、動作法、生活指導、集団療法を有機的に組み合わせたシステムについて、在宅ケアシステムの一つであるデイサービスの中で検討を行うものである。
在宅生活を送る要介護高齢者はからだを扱ってもらう経験が非常に少ないのが実態であるため、細やかにからだを動かす「動作法」は非常に受入れられやすいという特性を持っている。そして「動作法」によって自分のからだへの向き合い方や感じ方が変化することで、脳卒中後遺症者や認知症者においては「動作改善」とともに、「安心感や安定感の獲得」「対人相互作用の深まり」「自発性や能動性の高まり」を得ることができる。しかし実践上の大きな課題として残されているのは、時間と人員に限りのあるデイサービスの中で、事業所職員に無理なく動作法を実施してもらうための方法についてであり、それについては今後さらに検討を加えていかなければならない。
また集団療法や生活指導については介護と関連する部分も多いが、「社会性・自発性」を軸にした心理学的検討を今後行う予定である。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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