2005 Fiscal Year Annual Research Report
群馬県における教師のライフヒストリーの聞き取り調査
Project/Area Number |
17530586
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Takasaki University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
平野 和弘 高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 教授 (50348132)
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Keywords | 教師のライフヒストリー / 地域教育史 / 教師のキャリア形成 / 共同行為としてのナラティヴ / 世代間コミュニケーション |
Research Abstract |
2005年5月7日、前橋市総合福祉会館にて、公開のライフヒストリー・インタビュー実施。 2005年6月18日、前橋市総合福祉会館にて、公開のライフヒストリー・インタビュー実施。 2005年7月17日、館林市城沼公民館にて、公開のライフヒストリー・インタビュー実施。 2005年9月11日、館林市城沼公民館にて、公開のライフヒストリー・インタビュー実施。 2005年10月8日、前橋市総合福祉会館にて、公開のライフヒストリー・インタビュー実施。 2005年11月12日、前橋市総合福祉会館にて、公開のライフヒストリー・インタビュー実施。 2005年12月10日、前橋市総合福祉会館にて、公開のライフヒストリー・インタビュー実施。 2006年2月11日、前橋市総合福祉会館にて、公開のライフヒストリー・インタビュー実施。 2005年度は、4名の方に、それぞれ前半生と後半生に分けて各2回ずつ公開ライフヒストリー・インタビューを実施した。 お一人目は高校の国語教師で、教科通信の実践や学校新聞の指導などを中心にお話をうかがった。 お二人目も中学の国語の先生で、いわゆる戦後新教育の時期における地域サークルをつうじての多彩な実践を中心にお話をうかがった。 3人目の方も国語の先生(高校)だが、詩人としての活動も続けてこられた方で、自らが創作者であることを生かして、独特の奥行きのある読解の授業実践を中心にお話をうかがった。 4人目の方は中学の数学の先生で、数教協のメンバーとして、「量」という観点からさまざまな実験を駆使した数学教育実践についてうかがうとともに、退職後のフリースクールにおける不登校児童・生徒の支援の実践についてもうかがった。 これらの聞き取りの記録は、『年報(2006)戦後教育史を学ぶ』としてまとめる予定である。 また、2005年8月に、東京学芸大学で開催された日本教育学会では、補助金の支給が始まる直前の2005年3月に実施したライフヒストリー・インタビューに基づいて、教師のキャリア形成という視点から口頭報告を行った。
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