2006 Fiscal Year Annual Research Report
留学生受け入れ20年間の動向と在日留学生の生活実態の変容に関する実証的研究
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17530621
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Research Institution | Komazawa University |
Principal Investigator |
坪井 健 駒澤大学, 文学部, 教授 (00119108)
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Keywords | 留学政策 / 留学生活 / 在日留学生 |
Research Abstract |
平成18年度は、前年度に実施した過去20年間の在日留学生に関する統計資料・各種報告書・研究論文・新聞記事等の収集の追加作業及び、それらの文献の概要整理とこの間に日本に留学して現在日本で活躍している在日元留学生に対する「日本留学経験者アンケート調査」を実施すると共に、国内・海外在住の日本留学経験者にもインタビュー調査を実施した。具体的には以下のような調査研究の実績を得た。 a.留学生研究関連の文献目録の作成および研究論文、調査報告書等の収集 前年度に引き続き留学生研究関連の文献目録を追加収集し、1955年から2005年までの691点を収集した。その内、主要な研究論文・調査報告書約250点程度の現物・コピーを収集した。 b.過去20年間の在日留学生調査報告・調査研究論文の概要整理 収集した在日留学生関連の調査研究論文・調査報告書の中から、資料的価値を有する189点について、調査の概要と主要調査結果の概要をまとめた。これらの詳細な分析は、次年度に実施する。 c.「日本留学経験者に対するアンケート調査」の実施 日本在住の日本留学経験者(全国四年制大学に在職者約2600名)の半数に調査票を郵送し約150人の回答を得た。現在は回収した調査データをSPSSに入力しているが、詳細な結果の分析は次年度に実施する。 d.国内外の日本留学経験者へのインタビュー調査 韓国在住の日本留学経験者に対する現地面接調査、国内に在住する日本留学経験者に対するインタビュー調査(東京・岡山・金沢)を実施した。 これらの作業の一部は、研究補助のアルバイトを雇って実施したが、国内・海外のインタビュー調査は、直接研究代表者が行った。その際、映像資料(写真・ビデオ・資料)を説明資料として利用した。 なお、「在日中国人留学生20年の動向」については、昨年度発表した予備的論攷に大幅に加筆訂正して、新たな編著本として出版した。
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Research Products
(1 results)