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2005 Fiscal Year Annual Research Report

大学における観光専門教科の現状と展望及び教授法

Research Project

Project/Area Number 17530672
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

屋宜 智恵美  琉球大学, 法文学部, 助教授 (70398303)

Keywords観光学 / 観光学教育 / 大学教育 / カリキュラム研究
Research Abstract

比較的新しい学問である観光学は、大学においてどのような内容を教授するのが望ましいかということが具体的に確立しているとは言えない。この現状を踏まえ本研究では効率的かつ効果的な大学における観光学専門課程のあり方について探求することを目的とした。本年度は関連文献のレビューと、主にインターネットによる国内外の観光関連学科のカリキュラムに関するデータ収集及びその分析、そして実際に大学で観光学を担当している方々にインタビューを行い意見を収集した。その結果、次に挙げるように大学レベルでの観光学教育における幾つかの問題点が明らかになった。
1.カリキュラムの体型が大学によって違い、共通認識に乏しい。
2.専門学校との差別化意識を含め、「実務」と「学問」のバランスについてのスタンスが曖昧である。
3.ベースになる学問(「観光心理学」における「心理学」、「観光経済学」における「経済学」等)との関連で、「応用学」的立場にあり、カリキュラム上ベースの学問の基礎を理解していない学生への教授において支障をきたす場合がある。
4.担当教員についても、ベースになる学問の違いにより相互の共通理解が難しい。
5.学生の卒業後の進路についての見通しが不確かである。
研究最終年にあたる18年度は、今年インタビューできなかった方々からも意見を収集し、その上で上記問題点に対応する方向性を探りたいと考えている。また、教授法や講義展開についても、現在一般的に行われている観光専門科目の教授法や、他専門科目の教授法の応用、あるいはインターネット等を活用した授業の可能性などについて考察していく計画である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2006

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Tourism : Principles, Practices, Philosophies[書評]2006

    • Author(s)
      屋宜 智恵美
    • Journal Title

      観光ホスピタリティ教育 第1号

      Pages: 63-65

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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