2005 Fiscal Year Annual Research Report
科学技術時代に求められる倫理の育成に向けた道徳教育カリキュラムの開発研究
Project/Area Number |
17530680
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
西野 真由美 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (40218178)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鳩貝 太郎 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
猿田 祐嗣 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (70178820)
瀬沼 花子 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (30165732)
吉岡 亮衛 国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 総括研究官 (40200951)
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Keywords | 倫理学 / 道徳教育 / 科学教育 / カリキュラム |
Research Abstract |
科学技術立国をめざすわが国では、科学技術・理数科教育の充実への期待とともに、科学技術と社会との新しい関係の構築をめざした科学技術倫理の確立が急務となっている。学校教育においても、いわゆる「理科離れ」等の指摘を踏まえ、将来への夢を育み学習に意欲的に取り組む姿勢、学習を生活や社会に役立てようとする態度など、子どもの「心」に焦点をあてた理科・数学教育の充実が求められている。そこで本研究では、道徳教育において、理科や数学・情報教育と連携し、科学技術時代に求められる倫理を育成する学校カリキュラムを開発することを目的とした。 研究の目的を達成するため、本年度は以下の課題を実施した。 1.道徳教育カリキュラムのフレームワークに関する理論的検討 研究代表者らによる現代の教育的諸課題(環境倫理・生命倫理・情報倫理)に関する道徳教育カリキュラム開発の成果や、国内外の理科・数学学力調査分析、研究協力校における実践の成果等を評価分析し、科学教育と連携した道徳教育の進め方を検討した。 2.諸外国の理科・数学教育における道徳学習に関する比較研究 研究分担者らの理科・数学のカリキュラムに関する国際比較調査の実績に基づき、従来収集した諸外国のカリキュラムから、心や道徳性に関わるテーマを扱った教材や指導方法を中心に収集し、分析を行った。
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