2006 Fiscal Year Annual Research Report
言語コミュニケーション発達支援に向けた評価法の開発と支援ニーズの類型化
Project/Area Number |
17530688
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Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
大伴 潔 東京学芸大学, 教育実践研究支援センター, 教授 (30213789)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 安紀子 東京学芸大学, 教育実践研究支援センター, 助教授 (70238096)
橋本 創一 東京学芸大学, 教育実践研究支援センター, 助教授 (10292997)
菅野 敦 東京学芸大学, 教育実践研究支援センター, 教授 (10211187)
池田 一成 東京学芸大学, 教育実践研究支援センター, 助教授 (50293006)
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Keywords | 言語発達 / コミュニケーション / 評価 / 発達障害 / 言語能力 / 特別支援教育 |
Research Abstract |
本研究は、子どもコミュニケーション場面や学習場面で自己実現するために必要なスキルを包括的に把握する言語・コミュニケーション評価ツールを開発し、教育現場に適用することを目的としている。17年度は、「言語理解」と「言語表出」領域については、健常児から集積したデータに基づき、この中から発達段階の指標として適切な課題(加齢に伴う通過率の増加が確実なもの)を抽出した。また、「コミュニケーション手段」と「コミュニケーション機能」の2側面から設定した課題を体系化し、最終的な評価課題の抽出を行った。 昨年度までに検査課題の体系化はほぼ完成したことから、今年度は「言語・コミュニケーションチェックリスト」の項目立てを精選・体系化した。さらに、施行する発達障害児(知的障害児、言語発達遅滞児、知的障害を伴う広汎性発達障害児、高機能広汎性発達障害児の4群)のサンプル数を増し、「言語理解」「言語表出」「コミュニケーション」の3領域の課題を適用し、課題達成度によるプロフィール化とチェックリストによるプロフィール化との関連性を検討した。発達障害児については近隣の医療機関(S療育センター)および山形県内の小児療育機関の協力を得て、知能検査(田中・ビネー知能検査等)を施行し、課題成績との比較と妥当性についての検証を重ねている。
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Research Products
(4 results)