2006 Fiscal Year Annual Research Report
符号理論、有限一次変換群の不変式論、およびそれらの整数論への応用
Project/Area Number |
17540006
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
小関 道夫 山形大学, 理学部, 教授 (90087073)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂内 英一 九州大学, 大学院数理学研究院, 教授 (10011652)
北詰 正顕 千葉大学, 理学部, 教授 (60204898)
澤田 秀樹 山形大学, 情報基盤センター, 教授 (30095856)
村林 直樹 山形大学, 理学部, 助教授 (80261676)
西村 拓士 山形大学, 理学部, 助手 (90333947)
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Keywords | 格子 / 符号 / 被覆半径 / ジーゲル保型形式 |
Research Abstract |
研究代表者小関は、40変数の偶整値ユニモデュラー格子についての注目されるべき結果を得た。それは、2つの同値でない40変数の偶整値ユニモデュラー格子でそれらの2次までのジーゲルテータ級数が一致するが、3次のジーゲルテータ級数では区別されるという結果である。On a problem posed by S.Manniという題で論文を最近完成した。n次元格子群の被覆半径の問題に対する新しいアプローチを構想して、Two approaches to the lattice covering with equal spheres in general dimensions.という題のもとに学術論文を準備中である。 また、長さが64の2次のリード・マラー符号のコセット重み分布を研究中。 分担者澤田は双方向性を持つ通信系の有用性を論ずる論文他1編を公表した。 分担者坂内は3次元ユークリッド内の整格子に関する論文を含む7編の論文を公表した。 分担者北詰は有限置換群と自己自己双対符号の関係を論じた論文2編を公表した。 分担者村林直樹はCM型楕円曲線の或る性質を論じた論文を公表した。 分担者西村はM系列に対する重みディスクレパンシー検定を論じた論文を公表した。
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Research Products
(6 results)