2007 Fiscal Year Annual Research Report
光シンセサイザーを用いたスーパーコンティニウムスペクトル制御に関する研究
Project/Area Number |
17560028
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Research Institution | Kitami Insutitute of Technology |
Principal Investigator |
曽根 宏靖 Kitami Institute of Technology, 工学部, 助教 (00333667)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 康浩 北見工業大学, 工学部, 准教授 (80198928)
中村 真毅 茨城大学, 工学部, 講師 (90323211)
王 朝陽 室蘭工業大学, 工学部, 大学院博士課程 (80400068)
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Keywords | 非線形ファイバー光学 / 分散制御ファイバー / スーパーコンティニウム / 光制御 / テーパファイバー |
Research Abstract |
研究実施計画の通り、本年度の研究は(A)分散制御ファイバーを用いたSC発生光を身近に得るための超短パルス光源の製作(担当:曽根、原田、中村)、(B)SCスペクトル光についての位相情報についての調査(担当:曽根、中村、王)、(C)光シンセサイザーそのものの構築につながる光スペクトル制御システムの構築のための調査(担当:曽根、原田)の3つに大別して行った。 (A)分散制御ファイバーを用いたSC発生光を身近に得るための超短パルス光源の製作: 北見工業大学でも光シンセサイザーを用いたスーパーコンティニウムスペクトル制御実験が実行可能なようにファイバー共振器型超短パルスレーザの自作を試みた。詳細は文献[平成19年度北見工業大学情報システム工学科卒業論文、三浦慎太郎] (B)SCスペクトル光についての位相情報および(C)光シンセサイザーそのものの構築につながる光スペクトル制御システムの構築のための調査: 光スペクトル制御を効率よく行うためのSC発生側の最適条件(テーパファイバーのような波長分散特性を有する分散制御ファイバーによるスーパーコンティニウムパルスの位相の周波数依存性)について数値解析により、位相情報について詳細に調査した。詳細は文献[電子情報通信学会論文誌,J90-C, No.40, pp.392-393. Optical Review, Vol.14, No.2, pp.81-85. Technical Digest of 12th OECC/16th IOOC2007, pp.606-607.2007年秋季第68回応用物理学会学術講演会講演予稿集,p.1180.]参照。 最近、テーパファイバーを重水中に設置することでファイバーの実効屈折率を変化させ、励起光入射波長付近において低分散でなおかつフラットな波長分散特性を有する分散制御ファイバーを使用したSC発生例について報告されている。我々もこの手法によるSC発生について数値解析により、位相情報について詳細に調査した。詳細は文献[2008年(平成20年)春季第55回応用物理学関係連合講演会講演予稿集,p.1257.]参照。
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Research Products
(5 results)