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2006 Fiscal Year Annual Research Report

かご形誘導発電機を用いた風力発電システムの過渡安定性判別に関する研究

Research Project

Project/Area Number 17560262
Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

千住 智信  琉球大学, 工学部, 教授 (40206660)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 浦崎 直光  琉球大学, 工学部, 助教授 (70305184)
Keywords風力発電 / 過渡安定性 / 誘導発電機
Research Abstract

本研究は数値シミュレーションによらない、かご形誘導発砿機の理論的な安定性判別法を開発した。数値シミュレーションを用いずに理諭的に安定限界を求めることが可能なため、かご形誘導発電機のパラメータ、系統定数、運転条件のみを用いて短時間で安定性が求められることになる。提案する安定判別法は短時間でかご形誘導発觝機の安定性を判別する手法である。本研究では、かご形誘導発電機の単機の安定性のみでなく、ウインドファームのような多数で構成されるかご形誘導発砥機の安定性問題を理諭的に取り扱うことが可能である。
平成18年度は風力発電シミュレータを用いてかご形誘導発電機の過渡安定性に関する実験を行った。実験は連系線故障時のかご形誘導発電機の故障電流、有効・無効電力、端子電圧、ならびに回転速度の瞬時値を測定した。この実験で得られた瞬時値と前年度理蒲的に導出されたかご形誘導発電機の過渡応答波形と比較することにより、導出された理論式の妥当性を検証した。また 連系線故障時のかご形誘導発電機の過渡安定性を故障除去時間との関係から実験的に求めた。実験により得られた過渡安走性限界と前年度開発されたかご形誘導発砥機の過渡安定度限界の理諭値を比較することにより、開発された過渡安定性判別法の妥当性を検証した。本研究ではウインドファームを縮約することにより等価な一機のかご形誘導発電機としてみなして過渡安定性を検討することが可能である。ただし、誘導発電機の縮約が必要であるため、縮約方法について検討した。その結果、最も正確にかご形誘導発砥機の安定性が決定できる縮約方法を開発した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Output power leveling of wind turbine generators using pitch angle control for all operating regions in wind farm2007

    • Author(s)
      Senjyu T, Sakamoto R, Urasaki N, Funabashi T, Fujita H, Sekine H
    • Journal Title

      ELECTRICAL ENGINEERING IN JAPAN 158・4

      Pages: 31-41

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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