• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2005 Fiscal Year Annual Research Report

2値無記憶拡大情報源に対するコンパクト符号の構造に関する研究

Research Project

Project/Area Number 17560356
Research InstitutionMatsue National College of Technology

Principal Investigator

福岡 久雄  松江工業高等専門学校, 情報工学科, 教授 (10370016)

Keywords拡大情報源 / 二項分布 / コンパクト符号 / ハフマン符号
Research Abstract

本研究の目的は、2値無記憶拡大情報源に対するコンパクト符号の数理的な構造に関して、以下の2つの課題を解決することにある。
(1)Jakobssonや長谷川等のコンパクト符号化が成立するために優勢シンボルの生起確率pが満たすべき多項不等式に付随する以下の条件を詳細に検討し、この条件を成立させるnの一般形を見出す。
(k^^n)+1が2のべき乗数ではない
ただし、nは拡大次数、k=*n/2*-1
(2)1つの2値無記憶拡大情報源に関して、2つのコンパクト符号の「隣接性」を判定する組織的な方法を見出す。
今年度の研究の結果、目的(1)に関しては、次のような結果を得たことにより、目的を達成した。また、それを研究発表した。
結果:n=2,3,6の場合を除いて、(k^^n)+1が2のべき乗数になることはない。
目的(2)に関しては、「隣接性」判定に至る前段階として、特定次数の2値無記憶拡大情報源に対するすべてのコンパクト符号(異なる優勢シンボル値に対応する)を列挙するアルゴリズムを検討した。また、その検討結果について研究発表を行った。

  • Research Products

    (3 results)

All 2006 2005

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 2値無記憶拡大情報源の簡易コンパクト符号化成立条件の改善2006

    • Author(s)
      福岡久雄
    • Journal Title

      電子情報通信学会2006年総合大会講演論文集

      Pages: 171

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 二項分布情報源に対するすべての2元ハフマン符号を生成する方法について2006

    • Author(s)
      福岡久雄
    • Journal Title

      情報処理学会第68回全国大会講演論文集(1)

      Pages: 1-177-1-178

  • [Journal Article] 二項分布情報源に対して符号長ベクトルの異なるすべての2元ハフマン符号を生成する方法(予備検討)2005

    • Author(s)
      福岡久雄
    • Journal Title

      第56回電気・情報関連学会中国支部第56回連合大会講演論文集

      Pages: 136-137

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi