2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17560501
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
趙 衍剛 Nagoya Institute of Technology, 工学研究科, 准教授 (50283479)
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Keywords | 構造安全性 / 信頼性解析 / 限界状態関数 / 破壊確率 / 確率分布形 |
Research Abstract |
構造信頼性評価では基本的に一次近似(FORM)に基づく解析法とモンテカルロ・シミュレーション(MCS)の2種類の手法がある。前者では確率変数の標準正規変換(Rosenblatt変換)が必要となり,後者では標準正規乱数から確率変数の乱数を求める逆標準正規変換が必要となる。 本研究では分布形の変わりに確率変数のモーメントに基づく標準正規変換及び逆標準正規変換を開発することにより,分布形が分らない確率変数を含んだ構造信頼性評価を目的とする。 本年度では前年度提案した確率変数の平均値,標準偏差,歪度,尖度などをパラメータとするCubic Normal分布に基づいて,モーメント法に基づく荷重、耐力係数算定の一般式を導出し,4次モーメント法による荷重、耐力係数の簡単算定式を提案した。算定法は設計点の概念を用いず,陽的式で表している。4次モーメント法による荷重、耐力係数の算定式は3次モーメント法による算定式を改良しており,既往のFORMで得られた荷重、耐力係数はかなり違うものの,荷重、耐力係数を用いた設計効果は一致している。また,提案した算定法では,確率変数の分布形が分からなくても,荷重、耐力係数を設定することができる。
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Research Products
(3 results)