2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17560740
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
田中 伸厚 Ibaraki University, 工学部, 教授 (30323207)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二川 正敏 日本原子力研究開発機構, J-PARCセンター・物質生命科学ディビジョン・中性子源セクション, セクション長研究主席 (90354802)
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Keywords | キャビテーション / 液体金属 / 数値解析 / マイクロバブル / 可視化実験 |
Research Abstract |
昨年度の数値的に確認された、キャビテーションにおける流れの影響を評価をより系統的に実施した。流れによる損傷軽減の原因として、気泡の変形効果および気泡の剥離効果の二つが考えられるため、その二点について、様々に条件を変えた数値解析を実施し、その原因を解明した。一方で、キャビテーションにおける損傷軽減のために、水銀中にヘリウムのマイクロバブルを注入する手法が検討されている。水銀ターゲット容器内流れ場中における、マイクロバブルの挙動解析も、気泡の合体・分裂を考慮した手法により実施した。その結果より、分裂よりも合体の効果が大きく、初期気泡径をなるべく小さくすべき可能性あることがわかった。 実験では、ヘリウムバブル微小気泡を注入することにより、キャビテーション損傷を低減できること、損傷低減効果は気泡注入条件に大きく影響されることが明らかとなった。しかしながら、気泡注入条件の定量的な評価及び、その最適条件を見出す所には至っていない。今後の課題として残るが、数値解析と実験評価を両輪のごとく実施しすることが、必要不可欠であることは自明である.
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Research Products
(7 results)