2006 Fiscal Year Annual Research Report
RNA干渉とMagnetofectionによる悪性神経膠腫に対する抗血管新生療法
Project/Area Number |
17591508
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
久保田 紀彦 福井大学, 医学部, 教授 (70092781)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中川 敬夫 福井大学, 医学部附属病院, 講師 (40217675)
有島 英孝 福井大学, 医学部附属病院, 助手 (70293420)
井戸 一憲 福井大学, 医学部附属病院, 助手 (00322123)
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Keywords | 神経膠腫 / VEGF / RNA干渉 / Magnetofection / HuR / angiogenesis |
Research Abstract |
1.昨年度の研究において見出したVEGF-Aに対するsiRNAのU87およびU251悪性神経膠腫細胞に対するVEGF-A発現抑制効果を、低酸素状態や低栄養状態において検討し、これらの状態においても、VEGF-Aの発現抑制効果を認めた。 2.昨年度の研究において見出したHuRに対するsiRNAのU87およびU251悪性神経膠腫細胞に対するVEGF-A発現抑制効果を、低酸素状態や低栄養状態において検討し、これらの状態においても、VEGF-Aの発現抑制効果を認めた。 3.HuR inhibitorであるleptomycin B(LMB)のU87およびU251細胞に対する効果を検討した。腫瘍細胞の増殖およびVEGF-A発現に対し抑制効果を認めた。 4.U87細胞をヌードマウスの皮下に接種し、腫瘍モデルを作成、3週間後に、先のsiRNAを通常のアテロコラーゲン法にて局注し、腫瘍の成長抑制効果を検討したが、抑制効果は得られなかった。さらに、同siRNAを磁性粒子にて標識し、Magnetofection法を併用したが、腫瘍成長に対する抑制効果は得られなかった。
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Research Products
(6 results)